ネクオロでした
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リリ勘。最終話。
2009-12-24 Thu 22:30
「まったねー!」
「ん? 誰に手振ってんの?」
「えへへ。内緒!」

* 今まで本当にありがとうございました!
 

 最終話―――“名前を呼んで”


 ジュエルシード事件から数日経ったある日、日常に戻っていたなのはの元にアースラから連絡が来た。
 その内容は、フェイトと会って話が出来るというもの。
 なのはは急いで支度をし、指定された場所へ向かった。
 そこは、海鳴市の海鳴臨海公園。
 白の魔法少女と黒の魔法少女が、ジュエルシードを賭けて決闘を行った場所だった。
 なのはが臨海公園に到着した時、既にフェイトはクロノやアルフと共にそこで待っていた。
「フェイトちゃん!」
 なのはが少女の名を呼ぶと、フェイトは嬉しそうに微笑を浮かべる。
 なのはが彼女に駆け寄ると、肩に乗っていたユーノがアルフのもとに移った。
 短い時間ながらも二人だけの時間を持たせてあげたい、という彼なりの優しさから出た行動。
「あんまり時間はかけられないけど、二人だけで話すといい。僕たちは向こうに居るから」
 そう言って、アルフとユーノを引き連れて背を向けるクロノ。
 なのはとフェイトが礼を述べると、肩越しに軽く手を振って去っていった。
 残されたのは、二人の少女のみ。
 柔らかな日の光が注ぎ、潮風が優しく吹き抜けていく。
「……ありがとう。わたしとまっすぐ向き合ってくれて。わたし一人じゃ、きっと何も出来なかった」
「ううん。わたしはただ友達になれたらいいなって思っただけだよ。……でも、もう行っちゃうんだよね」
 プレシアの命に従っていただけとは言え、彼女が次元犯罪に加担したのは事実だ。
 それを回避する為に母親が打ち出した策は、フェイト自身の手によって拒まれた。
「うん。今度は少し長い旅になる」
「また……会えるんだよね?」
 少し不安を宿したなのはの言葉に、フェイトはゆっくりと頷いた。
「会えるよ。いや、会いに来るよ。絶対に。今日ここに貴女を呼んだのも、ちゃんと返事をする為」
「返事……?」
「そう。言ってくれたよね、友達になりたいって。もし……こんなわたしで良いのなら、わたしと……友達になってほしい。こういうの、初めてだからよく分からないけど、わたし頑張るから」
 海を眺め、なのはに視線を移すフェイト。
 ほんの少しだけ照れ臭いのか、その頬は朱色に染まっている。
 それを見て、なのははくすりと笑みを零した。
「全然難しくないから、大丈夫! 友達になるのって、実はすっごく簡単なんだよ。相手の目をしっかりと見て、名前を呼び合う。ただ、それだけでいいの。だから、わたしとフェイトちゃんはもう友達なんだよ」
 時の庭園での戦闘の際。
 なのはが立ち直り、フェイトの援軍に駆け付けた時、確かに彼女はなのはの名を呼んだ。
 その時、二人はもう“友達”になっていたのだ。
 ただ、フェイトはそのことに気が付かなかっただけ。
 少女たちの関係はもはや敵同士でも、協力者でもない。列記とした“友人”だった。
「わたしとなのはが……友達。……うん、友達なんだ。わたしと、なのはは」
「うん……うんうんっ!」
 なのはがフェイトの手を握り、フェイトもなのはの手を握り締める。
 二人の少女の瞳から、大粒の涙が溢れ出した。
「一つ、分かったことがある……。友達が泣いていると、わたしも悲しくなるんだ。だから……笑って? なのはが笑顔で居られるなら、わたしもきっと笑顔で居られるから」
「……フェイトちゃん」
 なのはがフェイトに抱き付く。
 泣きじゃくる少女の背を、金の少女が優しくさすっていた。
「辛い時や苦しい時、わたしはなのはの名前を呼ぶ。だから、なのはも何かあったらわたしの名前を呼んで。わたしもあの人のように―――大樹のようにすぐに駆け付けるから」


「ユーノ、アンタのところの子は―――なのははとってもいい子だね……ひっぐ。フェイトがあんなに楽しそうに笑っているよぉ」
 少女たちを遠くから見詰めていたアルフが涙ぐむ。
 感情の起伏が激しい彼女は、非常に涙もろい性格だった。
 不意に、その眼前に白いハンカチが差し出される。
「うぅ、悪いね……って、アンタ……!?」
 受け取り、涙を拭って鼻をかんだあとに第三者の存在に気が付いたアルフ。
 驚きに目を見開く彼女の前には、黒の無地のTシャツにジーンズというラフな格好をした大樹が立っていた。
「アンタ、いったい何時の間に……」
「どうも。目立たない登場に定評のある私です」
 大樹のテンションはいつになく高かった。
 その理由は……後々に分かることになる……筈だ。
「大樹さん、貴方はフェイトに会っていかなくてもいいんですか?」
「……いいさ。どうせ、またすぐに会えるだろ。それがダメなら、こっちから会いに行くだけだしな」
 大樹の頭の中では、フェイトは結構近いところに運ばれることになっていた。
 アースラに乗せてもらえば30分ほどで到着するだろうと。
 裁判があるのは聞いていたが、こっちでは未成年の罪はかなり軽い。
 それに加え、フェイトはお母さんを助ける為に一生懸命だっただけだ。
 女の子には基本的に世論も優しいし―――とか考えているわけである。
「アンタなら実際にやりそうで怖いよ、あたしは」
 呆れたように告げるアルフ。
 しかし、その顔は穏やかだった。
 フェイトが変わることが出来たのはなのはと……目の前の青年が居てこそなのだ。
 何度拒まれようと、諦めずに向かい合おうとしたなのは。
 何も訊こうとはせず、ただ少女の盾として守り続けた大樹。
 彼らの存在があってこそ、今のフェイトが居る。
「え、行っちゃダメなの?」
「……やめてください。ただでさえ、次元空間は先の事件で不安定になっている。これ以上はいくら提督といえど、庇い切れない」
「……わ、わかった。我慢する。流石に、リンディさんに迷惑をかけまくるわけにゃいかん」
 大樹は人間ではない(と思われている)。
 そして、彼の所持していたデバイスはあのアルハザード製の特殊なものだ。
 その危険性、重要性は並外れたものではない。
 もしも、リンディが彼のことをフリーの魔導士として報告していなければ、今頃、大樹は時空管理局に追われる身の上となっていただろう。
 もっとも、大樹はせいぜい器物損壊とかくらいだろうと、甘いことを考えているわけだが。
「それにしても……本当に良かったのかい?」
「ん、何が?」
「アンタのデバイスだよ。そりゃ、フェイトがアリシアと一緒に居られるのは嬉しいけどさ、でもあれはアンタにとっても大事なものだろ。しかも、アンタはそれをプレシアに奪われているっていうのに、よくもまあ置いていく気になったねぇ」
 アルフの指摘はもっともだった。
 ガルウイングは一度、プレシアに悪用されかけている。
 いくらそのデバイスコアにアリシアが定着しているとは言っても、力尽くで強奪した相手の傍に置いておくような真似、普通は絶対にしないだろう。
 最悪、また悪用される可能性だってあるのだから。
 それは彼がガルウイングをフェイトに手渡した際、フェイト自身から尋ねられたことだ。
 だが、その問いに大樹ははっきりと首を横に振った。
 そして、誇らしげにこう言い放ったのだ。
 ―――子供が親や兄弟の傍に居るのは、当たり前のことなんだ、と。
 人から生まれたかも分からぬ青年は、誰よりも人を理解している。
 そのことを嬉しく思う反面、彼の在り方に寂しさを覚えるのもまた事実だった。
「アルフはあの人のこと、あんまり好きじゃないみたいだけどさ、プレシアさんは実は良い人なんだって。俺の怪我の治療だってしてくれたし」
 大樹がそう言うと、アルフとクロノは顔を見合わせて苦笑してみせた。
 少年に至っては、深い溜め息まで吐いている。
「……俺、なんか変なこと言った?」
「いえ。貴方がそういう人だと、再確認しただけです」
 呆れているような、褒められているような。
 クロノは何とも言えない複雑な表情をしている。
 大樹はアースラを降りる時、リンディにこう言ったのだ。
 自分の怪我を治療してくれたのはプレシアさんだから、裁判の時はそのことも考慮してくれると嬉しい、と。
 だが、リンディたちは知っている。
 確かにプレシアは大魔導士と呼ばれるほど腕の立つ魔導士だが、あの時の大樹の怪我は彼女の腕を以ってしても完治には相当な時間がかかっていたことを。
 あれだけの短期間で怪我が治り切るには、古に存在していたとされる秘薬を用いるか。
 もしくは、怪我を負っている者が人間離れした治癒力を宿していたか、そのどちらかに限られる。
 大樹の体が並外れた耐久力を備えていることは、ブースト系の魔法を戦闘に用いていることからも明らかだ。
 いくらBJに守られているとは言え、視認不可能な速度で移動すれば中の人物にも当然、相当なダメージが返って来る。
 フェイトも“ブリッツアクション”という移動魔法を使用してはいるが、あくまでこれは移動用のスペルだ。
 大樹のように、ブースト系のスペルを使用して突撃するなんて真似、BJの耐久度に乏しい彼女には中々出来るものではない。
 ―――ブースト系の魔法を攻撃に使用する。
 一撃離脱と言えば聞こえはいいが、彼の戦闘法はあまりに歪であり、自分を蔑ろにする傾向が強い。
 血を流しながら戦場を駆ける白銀の騎士を幻視し、クロノは表情を歪めた。
 誰かが犠牲になって得る束の間の勝利など、絶対にあってはならないのだから。
「もうあんな痛い思いをするのは嫌だなぁ。マジで死ぬかと思ったし、血とかもやたら出たし。実際問題、生きているのが不思議なくらいだ」
「……まったく」
 クロノが再度溜め息を吐いた。
 普段の言動が平和ボケしているように見えるのは、わざとかはたまた地なのか。
 一瞬、こちらに要らぬ心配をかけぬよう、そう振舞っているのかとも思ったが……。
「…………」
 無言で首を振るクロノ。
 恐らくはこのような事、考えても無駄なのだろう。
 目の前の人物が世界を救い、魔女を母親に戻し、姉妹に真の笑顔を取り戻した。
 結果だけを言うのならば、これが全てなのだから。
「……そろそろだ」
 クロノが立ち上がる。
 面会の可能な時間は限られている。
 ミッドチルダ方面への航路が安定している今の内に、プレシアとフェイトを護送しなければならない。
 裁判が始まる前に、出来る限りのことをしよう。
 その為に、クロノは既に動き始めていた。
 当然、執務官としてこの事件に関わった責任もある。
 だがそれ以上に、クロノ・ハラオウン個人として、どうにかして少女らを助けたかった。
 母親の言葉をひたすら信じ、身を削ってまで尽くした妹。
 死したあとも、母親と妹の身を案じ、心を痛めてきた姉。
 ―――そして。
 文字通り、命を懸けて世界の為に戦い、不可能とさえ思えた奇跡を手繰り寄せ、全てを救ってみせた青年。
 時空管理局が法の番人であり、弱者の味方であるならば。
 どうして、彼らがやっと手にした平穏を奪うことが出来ようか?
 彼らの想いを無駄にしない為にもこの裁判、何としてでも悪い方向へ持っていかせるわけにはいかないのだ。


「む、いよいよフェイトちゃんたちともお別れか。まあ、体だけは大事にしてね、と伝えておいてくれ。俺は……そろそろいくとするよ」
 俺、ガチで涙もろい性格だからな。
 きっと―――いや、絶対にフェイトちゃんの前で泣いてしまう。
 この歳で小学生の女の子の前で絶叫とか……ないわぁ。
 なのはちゃんはフェイトちゃんに抱き付いているし―――って、え!?
 あの子って実はそっち系なのか……なんて。
 いくら何でもそこまで俺はバカじゃない。
 二人の姿を記憶に留めるようにしばし眺めたあと、背を向けた。
「……な、なぁ、本当にフェイトと会っていかなくてもいいのかい? フェイトだってきっと―――いや、絶対大樹と最後に喋りたいって思っているよ!」
 アルフの眼も微妙にウルウルしている気がする。
 いかん、何だか鼻の奥がツーンとしてきた。
 もう、俺の心の防波堤は決壊寸前だ。
「あー、いや。やめとくよ。俺、そういうの弱いから泣きそうだし。だいいち……」
 よし、ここで最後にカッコいいこと言ってお別れしよう。
 台詞は既に考えてある。あとは言い放つだけだ。
 嫌な予感はひしひしと感じているけどな。俺って、その手の運だけ極端に悪いから。
「これが最後なんかじゃ―――ゴフゥ!?」
 カッコよく言いかけた直後、俺の腹部を懐かしい衝撃が襲った。
 ……やっぱりなぁ。そうだよなぁ。世界なんて大嫌いだ。
 フェイトちゃんやなのはちゃんが飛び込んで来た時の柔らかい感じとは無縁の、硬い無機質な殺意。
 体をくの字に曲げ、膝を折る。
 カランと渇いた音を立てて、灰色の宝玉が地面を転がった。
 揺れる視界に、苦笑―――というより呆れるクロノと驚くアルフが映り込む。
「お、お前……どうして、ここに!?」
 声が震える。
 その内部にアリシアを宿したガルウイングは、プレシアの元へ置いてきた筈だ。
 厄介払いしたかったことがバレてしまったのだろうか?
『お久しぶりです、マスター。準備に手間取ってしまいましたが、何とか間に合ったようですね』
 嬉しそうなガルウイングの声が俺の耳朶を打つ。
 コイツ、しばらく見ない間に前より余計に人間っぽくなっている気が……。
「い、いや、お前、アリシアはどうした!? 折角、あの子をお母さんのところに帰してあげられたって言うのに、お前が来ちゃ意味ないだろ!? ま、まさか……消去しちゃった、とか?」
 メモリが圧迫されるから嫌だ、的なことをこのデバイスが言っていたことを思い出し、顔面蒼白になる。
 いくら何でもそこまではしないだろうと思っていたが……よく考えれば、ガルウイングならばやりかねない、かもしれない。
 敵にしたら恐ろしく、味方にしたら……まあ、それでも近付きたくないタイプがこのデバイスなのだから。
『ご冗談を。いくら私でもそんな真似はしません。ただ、新たな機能をいくつか追加することになりましたので、新たな呪文の習得は少し先になりそうです。申し訳ありません』
「そいつぁめでたい」
 喜びのあまり、思わず言葉が訛ってしまうほどに嬉しい。
 出来ることなら、新呪文習得の機会が永久に来ないことを祈りたいものだ。
 ―――“お兄ちゃん!”
 がばっと、すごい勢いで飛びついて来たのはアリシアだった。
 そのままの速度を保ったまま、俺の体をすり抜けて地面に埋まる幽霊の少女。
 いつまでも学習しないなぁと思う反面、一瞬とは言え、ドキリとしてしまったのはここだけの秘密。
 相も変わらず、元気一杯で非常に宜しい。見ているだけで和みます。
 ―――“う~ん。まだ無理かぁ……。あとちょっとな気がするんだけど”
 頭だけ地面から出し、アリシアは小首を傾げる。
 可愛いが……可愛いが、今の状態は少しだけ怖い。
 まるで幽霊みたいだ―――って、そういやマジものの幽霊だった。
 ……あれ? どうしてこの娘がココにいるんだ?
 あ、そうか、彼女とガルウイングは一心同体だから、来なきゃ行けなかったわけか。
『あの時は、私の方で蓄えてあった貯蔵魔力を開放したから接触出来たのです。あのような芸当、そう何度も出来るわけがないでしょう? 少しは学習してはどうです?』
 ―――“う~っ! いいもん。絶対にいつか、一人で出来るようになるから!”
 子供らしく頬を膨らませるアリシア。
 この雰囲気だけならば、ちょいと意地悪な姉と無邪気な妹という見方も出来なくもない。
 現実は無機質な灰色の玉と、透けている幽霊の女の子が居るわけだが。
「ガルウイング、さっさとプレシアさんの所に帰れって。子供はな、親と一緒に居なくちゃ幸せになれないんだぞ!」
 ……まあ、最近は一緒に居ない方が良い親ってのも多いらしいが。
 だが、プレシアさんは良い人だからその点は安心だろう。
 ただ、彼女の場合はツンデレの“ツン”の比率が多いから勘違いするんだよなぁ。
 実際に接してみれば、優しい人だってことが分かるのに……もったいない。
『やはり、マスターはお優しい方ですね。大丈夫です。その点もしっかりと対策済みです。何を隠そう、今まで調整に時間がかかっていたのは、女史との相互通信を可能にする為だったのですから!』
「……女子? どこの女子?」
『通常の念話では妨害される可能性もある。そこで、“EXAM”を利用した時空間通信を採用致しました。時空振の影響で通信出来る時間は限られていますが、少なくとも通常の方法ではこちらと女史との通信を妨害することは出来ません』
 ちくしょう。普通にスルーされた。
 久しぶりだなぁ、この感覚。懐かしいとか思ってしまう、自分が憎い。
 ―――“わたしがお兄ちゃんのところに居てもね、お母さんとお話出来るようになったんだよ!”
 嬉しそうに話すアリシアの笑顔に、ささくれた心が癒されていく。
 何だよ、最初からそう言ってくれれば良かったのに……という感想をガルウイングに抱くこと自体が間違っているんだよな。学習した。
「あぁ、そういうこと」
 アリシアの言葉を受けて、ようやく合点がいった。
 要はプレシアさんとアリシアの間に電話回線が繋がった、ということか。
 親子は通話が無料とかそんなノリかな?
 携帯と違って通話料はかからなそうだし、便利と言えば便利かもしれない。
 どこで盗聴されるか分かったもんじゃないので、俺は黒電話で結構だけど。
 ―――“それにね、お母さんにはフェイトがついているから大丈夫! わたしはこっちでずっと、お兄ちゃんが無茶しないように見張っているからね!”
 床から抜け出たアリシアに、「めっ!」って感じで人差し指を立てられる。
 無茶するのは俺だけど、無茶させるのはガルウイングなのだが。
 デバイスを手放しさえすれば、あの日常が戻って来ると思っていた俺がバカだった。
 ……ま、まあ、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ嬉しい気持ちがないと言えば嘘になる。
 実際問題。気軽に言葉を交わせるのは、親を除いたらコイツくらいなわけだし。
 寂しい人生送っている自覚はある。
 ―――がっ!
 今度からは幽霊とは言え、美少女―――否、美幼女憑きだ。
 これはひょっとしなくても、リアル勝ち組ではなかろうか?
『ふっ、せいぜい眼を凝らしていることだ。一度でも瞬きをしたら最後、我らの姿を見失うことになるぞ!』
 ―――“幽霊にだって意地があるのよ! 喉元に喰らいついてでも、捉えてみせるわ!”
 ノリノリですね。
 前々からそういう節は見え隠れしていたけど、アリシアってかなりノリの良い性格のようだ。
 フェイトちゃんは逆にすごく大人しい。
 ガルウイングの冗談を間に受け、落ち込んでしまうぐらい真面目で大人しい。
 こうして見ると、本当に対照的な姉妹である。だが、そこが良い。
「……なんか仲いいなぁ、二人とも。あと、地味に我“ら”とか言うな。俺を巻き込むな」
 いつの間にか仲良くなっている二人を、ほんの少し羨ましく思う。
 プレシアさんのところで何かあったのかなぁ。聞きたいが、器の小さい男と見られるのは嫌だから、ここは我慢しておこう。
 一緒に過ごしている(?)関係なので、仲が良いことに越したことはないのだろうが。
 わいのわいの騒いでいると、誰かに服の裾を掴まれた。
 け、警官か!? 職質か!?
 傍から見れば、一人で騒いでいる良い大人が居るわけだから職質されるのも已む無しとは思うが、正直勘弁してほしい。警察、怖いです。
 恐る恐る振り返る。
 まず目に飛び込んできたのはアリシアと同じ、綺麗な金色の髪だった。
 いつもは黒のリボンでまとめられている髪が解かれ、長い金髪が波風に揺れている。
「まさか……見付かるとは」
 このまま黙って帰るつもりだったのに……。
 あれだけ騒いでいれば、誰だって気付くよなぁ、そりゃあ。
 どう言葉をかけていいか分からず、ただ沈黙を保ち続ける。
 フェイトちゃんは俺の目を真っ直ぐ見詰めていた。
 曇りのないその澄んだ眼差しに、一瞬だが見惚れてしまう。
 僅かに赤く充血しているのは、先ほどまで泣いていたからか。
「はい、見付けました。だから、ちゃんとわたしのお話、聞いてもらいます」
「あー、その台詞はどっちかと言うと……いや、どうぞどうぞ」
 なのはちゃんっぽいよなぁ、という言葉を飲み込み、姿勢を正す。
 フェイトちゃんの表情は真剣そのものだった。
 彼女は何かしらの決意を秘めて、俺の前に居る。
 ならば、俺も相応の覚悟をもって接しなければこの子に失礼だ。
 ……口調が何故かダ○ョウ倶楽部的なノリになってしまったのは、反省している。
「わたしはこれからミッドチルダに行かなくてはいけません。裁判はきっと……長くなると思います」
 フェイトちゃんの声のトーンが少し下がる。
 詳しくは知らないが、プレシアさんの罪はかなり重いものらしい。
 理由があったとは言え、世界を巻き込んだ大事件を起こしたのだ。それは致し方ない。
 フェイトちゃんは未成年だから大丈夫だとは思うが……どうにも、SFの世界は子供にもそれなりに厳しい姿勢を見せるもの(らしい)から心配だ。
 その点はクロノ君が色々と根回してくれているようなのだが。
「だから……一つだけ、お願いがあります。聞いてくれますか?」
「…………」
 無言で頷く。
 この状況で、この子に頼まれて首を横に振る奴は絶対に人間じゃない。
 俺に出来ることなど高が知れているし、そのことは彼女も理解しているだろう。
 だからこそ、出来る限りの範囲で協力してあげたい。
 フェイトちゃんは逡巡するように視線を一度、俺の背後に浮かんでいるアリシアに移し、それからゆっくりと口を開いた。
「待っていて……ほしいです。裁判が終わったら、お母さんと一緒に罪を償ったら、必ずわたしはこの町に帰って来ます。だからそれまで、貴方は―――大樹はこの町で……待っていてくれますか?」
 期待するように、不安そうに。
 少女は俺を見上げている。
 そんな彼女の頭に手を置き、俺は笑顔を浮かべた。
 きもいかもしれないが……せめて今くらいは勘弁してくれ。
「待つさ。何ヶ月だろうと、何年だろうと。生憎と時間だけは沢山ある身だからね。君が帰って来るまで、俺はこの町を見守り続けよう」
 “見”守るだけだがな。
 守るのは警察の仕事だ。俺に出来るのは、ゴミのポイ捨てとかしないことぐらい。
 それでも、フリーターは時間に余裕のあることが売りの職種。
 待つ時間だけはそれこそ腐るほどあるわけで。
 ただその代償として、ひたりひたりと様々な「現実」が後ろからにじり寄って来る恐怖と戦う必要はあるけど。
 二十五までなら! 二十五までならまだ大丈夫! なんとかなるっ!
「約束ですよ……? 破ったら……お、怒っちゃいますから」
「あいよ。だけど、俺はこう見えて気が短いからね。あんまり長いこと待たせると、痺れを切らして会いに行っちゃうかもしれないから気を付けて」
 互いに言葉を交わし合い、笑い合う。
 フェイトちゃんの目にはいつの間にか大粒の涙が浮かんでいた。
 俺は大人の意地を見せて、ギリギリで堪えている。
 泣かない。泣かないぞ。泣くとしたら、家に帰ってからトイレでこっそりと、だ。
 ぎゅっと抱き付いてきた少女の背を励ますように叩いて、空を見上げる。
 一時は憎らしいとさえ感じたこの青い空が―――とても愛おしく映った。


「フェイトちゃん、クロノ君、アルフさん……また、また絶対に会おうね!」
「プレシアさんに、お大事にとだけ言っておいて! あとリンディさんに、糖尿病に気を付けて、とも!」
 ―――“フェイト、こっちはちゃんと見張っておくから大丈夫だよ! こういうのって、少しくらい距離を置いた方が良いって本にも書いてあったし、最悪、“二番目”でも悪くないと思う! だから頑張って!”
「うぅ……ね、姉さん。だ、大樹に迷惑かけちゃ、ダメだよ?」
「あ、そだ。大樹! たまにでいいから、ドッグフード送って! 安いのはパサパサしててまずいから、出来るだけ高いやつで頼むよ!」
『むむ、貴女は大恩のあるマスターをぱしりにする気ですか!? 愚弄にも程がある! そこになおりなさい、成敗してくれる!』
「……まったく。最後くらい静かに出来ないのか」
「ははは、皆らしいね」
 ついさっきまでの感動シーンが嘘だったかのように、臨海公園の一角はざわついていた。
 しんみりするよりは良いと思うが、流石にうるさ過ぎだろう。
 あと、パシリは別に気にしていません。自分、慣れていますから。
 そうこうしている間に、フェイトちゃんたちの足元に展開される魔法陣。
 光が彼女たちを包み込む。
 完全に光に飲み込まれる直前、フェイトちゃんが何か口にした。
 何を言ったのか分からないが……あの恥ずかしそうな表情から察するに、言い辛いことなのだろう。
 ……まさか、「わたしにもドッグフードください」とか?
 い、いや、流石にそれはないか。人間が食べても害はないらしいが、ビジュアル的にアウトだ。
 仕方ない。今度会った時に確かめるとしよう。
 ただ、浮かんでいるアリシアがやけにニコニコしているのが謎と言えば謎だが。
 だから何だよ、そのガッツポーズは。何か良い事でもあったの?
 なのはちゃんは「むむむ」ってな感じの顔をしているし……謎は深まるばかりである。
 光が晴れた時、そこにはいつもと変わらない風景が広がっていた。
 さっきまでの喧騒が嘘だったかのように、しんと静まり返っている。
 さらばSF。ようこそ、リアル。
 潮風を胸いっぱい吸い込み、軽く肩を回す。
 あー、ようやく終わったって感じだ。
 長い戦いが終わりを告げ、世界は再び平和を取り戻した―――とか、そんなノリである。
 俺の立ち位置は、主人公の最初の村に居る村人Bかな。
 魔王の呪いとかで石にされていた村人というのもありだな。どっちにしろ、村人なわけだし。
 さあ帰ろうと思った矢先、右手をきゅっと握られた。
 女の子特有の柔らかい手の感触。
 視線を少し落とせば、はにかんだ少女が一人。
 こんな可愛らしい女の子が、杖の先から桃色ビーム出して硬い岩とかぶち抜くわけである。
 魔法って本当に怖い。二度と関わりたくない。
「どったの、なのはちゃん」
「えへへ。実はですね、わたしのお家は喫茶店なんです。翠屋って名前、聞いたことありませんか?」
「みどりや……翠屋。ああ、あるある。シュークリームがおいしいって評判のお店だっけ? この前、テレビでやってたの見た記憶があるな」
 たしか……えらく若い店長さんが居る……らしい?
 前は二十台前半だろうと思っていたが、リンディさんという常識外れな人を知っている今ならば分かる。
 あの店長さんもきっと、リンディさんの同じ種族に違いないと。
 おかしいと思ったんだよ。子供がやけに大きかったから。
 で、その旦那さんがまたイケメンなんだよなぁ。
 息子さんも同じくイケメンだし、娘さんはかわいいし。
 そう考えると、なのはちゃんがかわいいのも頷ける。
 というか、この家系で生まれた時点で勝ち組の気がするよ。
 報道を鵜呑みにするならば、店員さん目当てで来る客も多いのだとか。納得ですね。
「そうです! その翠屋です! で、ですね……その、ものは相談なのですが……」
 さっきまでの勢いは何処へやら。
 急にモジモジし始めたなのはちゃんを見て、俺は溜め息を一つ吐いた。
 数々の経験を得た今の俺ならば、彼女の本音を見抜くことが出来る。
「オーケー。そんじゃあ、行きましょうかね。なのはちゃんのお家に」
「えっ!? い、いいんですか!?」
 途端に、なのはちゃんが目をキラキラさせる。
 まるで子犬みたいだ。
 もし尻尾があるのなら、千切れんばかりに振っていたに違いない。
「まあ、俺も一度行ってみたいとは思っていたからね。それにしても、その歳でお家の利益に貢献しようとする姿勢、俺も少しくらい見習わないといけないな、マジで。やっぱ、それくらいの商魂がないと、うまくいかないのかな?」
 これがそこらのチャラチャラした姉ちゃんだったら、絶対についていかないのだけれど。
 相手がなのはちゃんならば話は別だ。
 こんなに一生懸命誘われたら、大抵の野郎はついて行ってしまうに違いない。
 むぅ、何という看板娘。翠屋の将来は安泰だ。
 俺もそろそろ、本格的に身を固める準備をしないとダメかもしれん(就職的な意味で)。
「にゃあ!? ち、違います! そうじゃないです! そういうんじゃなくて、もっとこう別の意味で―――」
「あ、でも俺、まだ給料日前だからあんまり売り上げには貢献出来ないよ?」
 色々あったからバイトもさぼりがちになっていたし。
 正直、クビになっていないか心配だ。怖いです、マジ震えてきやがった。
「で、ですから、そういうのじゃなくてですね!?」
 あわあわと、手をパタパタさせるなのはちゃん。
 その様子をジッと見ていたアリシアが、眉を顰めて言った。
 ―――“む、早速抜け駆け発見! フェイトに報告しなくちゃ!”
 ただ、表情とは裏腹にその口調は楽しそうだ。
 フェイトちゃんが居ない間、いじられ役はなのはちゃんに決定したご様子。
 ある人たちにとってはご褒美かもしれないが、彼女にとっては大変な日々になりそうだ。
 子犬と猫の戦いは、どうやら後者に軍配があがりそうである。
 子犬が猫に慣れるのが先か、はたまた、そこに金色の毛並みをした新たな子犬が加わるのが先か。
 どっちにしろ、猫が獲物に困る日が来ることは当分の間なさそうである。
「ち、違うよ!? アリシアちゃん、やめて! そういうのじゃなくて、もっとこう普通に―――」
 ―――“くそぉ。敵は我々の予想以上に狡猾だった! これは新たな作戦を練り直さなくては! 本部、聞こえますか! 本部!”
「うにゃ~っ! 違うって言ってるでしょーっ!」
 子犬が猫の鳴き声をあげるとは、これ如何に。
 なのはちゃんの肩に居るユーノは苦笑するだけで、止めようとはしない。
 まあ、関わったら最後、自分が次の標的になることを知っているのだろうが。
 更にあわあわするなのはちゃんと手を繋いだまま、青空の下を歩いていく。
 全ての始まりはあの日、公園で拾った灰色の宝珠との出会い。
 色々と酷い目には逢ったけど、今となってはそれも良い思い出なのだろう。
 リストバンドに戻ったガルウイングが、陽光を受けて輝いた。
 右腕に感じるこの僅かな重さを懐かしいと思うのは、先の少女達との別れが影響しているからか。
『マスター』
「ん?」
『これからも宜しくお願いします』
 淡々とした―――しかし、その裏に確かな信頼のこもったその言葉。
 嫌だとか、面倒だとか。
 そんな感情がないと言えば嘘になる……なるが。
 まあ、長いようで短い人生、こういう生き方もありだろう。見ている分には。
 そう思うことが出来たのは、紛れもなくコイツのお陰なわけで。
 だから―――仕方ない。あと少しだけ、付き合ってやるとしようか。
「あいよ」
 出て来た言葉はいつも通り、愛想の欠片もないものだったけれど。
 この無限に広がる蒼穹のしわざだろうか?
 その声音は不思議といつも以上に、弾んでいた気がした。


 これは―――。

 長いようで短かった、一人の男と魔法少女たちの物語。     FIN.


 
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この記事のコメント
No title
完結おめでとうございます!!
開始から読んでいて、
更新するたび次の更新を楽しみにしていました。
あまり感想を書くのは得意ではないので、一言で。
すっごい楽しかったです!
大樹君がなんだかんだでヒーローしていて、
ガルウィングも勘違いしたりしながらいい相棒で、
なのはやフェイト達も生き生きしていてよかったです。
こんな素晴らしい小説をありがとうございました。
2009-12-24 Thu 23:27 | URL | kou #mQop/nM.[ 内容変更]
No title
完結御目出度う御座います!
そしてお疲れ様でした。
最も新しく開始した御話が最も早く完結する辺り流石は最速の騎士です。
まぁ第一期が終わっただけですしね!(?)
何はともあれ勘違いしてるんだかされてるんだかな大樹のお話楽しませて頂きました。
2009-12-24 Thu 23:35 | URL | カタカナ #d44vb1iY[ 内容変更]
No title
完結おめでとうございます!
まあ『第1期』終わりましたね。
結局、大樹は本当のヒーローですね!てかこの展開だと、恭弥に斬り掛かられるとか…。
2009-12-25 Fri 00:59 | URL | コイピー #-[ 内容変更]
No title
本当に楽しく読ませていただいていました。もう、毎日更新してないかなーと確認しに来るくらいに。

これで終わりなのは残念ですが……終わり? ・・・・・・その辺りはひそかに期待していたりしつつ。

お疲れ様でした。勘違い系ssの最高峰として、ダンケさんにはさらに期待しつつ、これからも通わせていただきますね。
2009-12-25 Fri 01:42 | URL | かや #-[ 内容変更]
No title
うふふ 大樹もいろんな意味でハードな人生を送りそうですね。

さて、完結おめでとうございます。 『変えられた者』から読んでいきこの『リリ勘』に出会いましたが、更新されるのを待ち続けた時間は無駄になりませんでした。むしろ、良き時間だったと思います。
これからの、ストーリーは自分の頭で想像し楽しむことにしますよw

ところで、なのはやフェイトが子犬でアリシアが猫なら大樹は子兎ってところですかね。ガルウィングは犬、ゴールデンレトリバーあたりの犬ですねw

ではでは… ごゆっくりお休みください。


                                 by:ぬこ+妖怪の人
2009-12-25 Fri 01:53 | URL | ぬこ #m3ipSXtg[ 内容変更]
No title
完結おめでとう、いえ、ありがとうございます
最高のクリ◯◯スプレゼントです

特別編があるならば、ぜひドッグフードを喰むフェイトを!
2009-12-25 Fri 01:55 | URL | #-[ 内容変更]
No title
なんていうグッドエンド!!
第一部完おめでとうございます。
本編で影の薄いクロノ君もいい味出してました(笑)
恭弥たちも大樹のことを勘違いするのでしょうかね
またはじめから読みなおそうかな...
年末忙しいですがまた次を期待しています。
2009-12-25 Fri 11:21 | URL | ヤス #-[ 内容変更]
No title
『第1期』終了!!
お疲れ様でした。
勘違いとはいえ、否!!逃げずに最後まで関わり抜いた大樹君はヒーローだ!!
どこぞのワカメにも見習わせたい!!


こっそり続編希望
2009-12-25 Fri 12:25 | URL | 七誌 #C9/gA75Q[ 内容変更]
完結おめでとうございます!

今年の初め頃から読み出したリリ勘、このように大団円を読めて幸せです
素敵な勘違いをありがとう!
次回のA's編も期待してますね♪(ェ
2009-12-25 Fri 13:09 | URL | omoro #JalddpaA[ 内容変更]
完結お疲れ様でした!

勘違いで生まれ勘違いによって進行された物語でも、ハッピーエンドは勘違いなんかではありませんでしたね。

大樹という英雄に、そして物語の紡ぎ手であるネクオロさん感謝を!
2009-12-25 Fri 14:08 | URL | 中ボス #SVUff9GE[ 内容変更]
No title
完結おめでとうございます。
A'SとStSがないのが非常に残念ですが…。
ネクオロさんなら、ネクオロさんならきっとなんとかしてくれる(AA略

それにしてもなんというロリキラー。
さすがすぎるぜ!
2009-12-25 Fri 15:35 | URL | 七誌 #d/CpiV46[ 内容変更]
No title
完結おめでとうございます!

あぁ・・・次はA'sだ・・・

え、無い?
またまたご冗談を
強く、強く続編を希望します
2009-12-25 Fri 15:58 | URL | ZERO #QaESuFss[ 内容変更]
No title
リリ勘、完結おめでとうございます!
嬉しいやら寂しいやらで胸がいっぱいでございますよ。
大樹、いい男でした…本当に大好きな主人公です。
ガルウィング…凄いデバイスだ!!

次は期待しちゃ……ダメですかね?
2009-12-25 Fri 18:50 | URL | タケルん #PTRa1D3I[ 内容変更]
No title
終わりましたね…。あ、いや。完結おめでとうございます。

最後も綺麗にまとまりましたし。その分、終わってしまった寂しさも。
二次創作でこの寂しさを味わえるのは稀ですからね。喜びましょうか。
いや、最近は公式作品でも、あわよくば続編、外伝で引っ張ろうなんてのが普通ですからね。
なんだよ第二期って。いあいあ、めでたいのに愚痴っぽくなりました。

改めまして、完結ありがとうございました。
2009-12-26 Sat 00:16 | URL | #-[ 内容変更]
No title
 完結おめでとうございます。 知らない作品だったけど、大変楽しめました。

 勘違いものを定期的に読みたいんで、これからもがんばってほしいです。
2009-12-26 Sat 14:57 | URL | 凡士 #-[ 内容変更]
No title
完結!!おめでとうございます!!!
大樹、最後までやってくれますね!カッコよく決めきれない所が何とも愛着わきますvv
エース、エース、エースーーー!!次回はきっとA’sですよね!!ヴィータのツンデレとか、シグナム姉に頼られたりとか・・・期待しちゃでめですか??
2009-12-27 Sun 01:26 | URL | tenn #-[ 内容変更]
物語の終わり、大樹と少女達の新たな始まり。
リリカルなのは勘違い、無事に完結おめでとうございます。 これまで自分が見てきたリリカルなのはの
二次創作の中でこれほど感動できたラストは他に有りません。 相変わらず本人は自分が周りから多くの
誤解を受けているのにそれを解かないままだから、いや、解かないままだったからこそ物語はこのラストを迎えられたのか……。 ネクオロさん、本当にお疲れ様でした、自分はあなたという小説家に会えて本当に良かった。
2009-12-27 Sun 08:59 | URL | ベリウス #VSnRaRv6[ 内容変更]
No title
完結おめでとうございます
これから 2期を期待しても良いですね?
近来に読んだペンピックの中で一番おもしろく読みました.
それでは 2期でも便しない筆力を見せてください!
お疲れさまでしだ.
2009-12-28 Mon 01:50 | URL | lonely hunter #-[ 内容変更]
おわってしまった・・・
一期完結おめでとうございます。
いやー、よい勘違い物でございました。
感動をありがとう。
大樹よ、われらがヒーローよ、これからも世界の平和をまもってくれぃ!

・・・それで、二期はいつごろからはじまるのでせう?
2009-12-28 Mon 08:42 | URL | 中年戦士メタボマン #-[ 内容変更]
感涙!!!
『正義の味方』とは…いつの間にかそう呼ばれし者のこと。
大樹よ!お前は真のヒーローさ!
しかし、翠屋ね。そこで働くことになるんじゃねかなと妄想したりして、無論、勘違いで(笑)
さらば!大樹!ありがとう!大樹!また会える日まで!大樹!
感動をありがとう!
2009-12-28 Mon 12:43 | URL | : #-[ 内容変更]
で、続きは?
2009-12-28 Mon 21:15 | URL | 皐月 #aAuxo48E[ 内容変更]
No title
完結していたのかーッ!!お疲れ様でした

基本へたれだけどどこか芯が通っていてかっこいい主人公でした!A,s編に続くなら是非読みたい
2010-01-21 Thu 22:46 | URL | 774 #-[ 内容変更]
No title
これは・・・勘違い系は敬遠しがちでしたが
気づけば一気読みしていました。

ガルウイングのキャラが良い味出し過ぎです。
最速の騎士、第二部も最速で持ってきてくれることを祈って・・・!
2010-01-27 Wed 19:04 | URL | RON #mbwhQQ6o[ 内容変更]
良作です。
おもしろかったです。

笑いあり、シリアスあり、笑わせていただきました。
勘違い系の二次創作で泣いてしまったのは、
これが初めてかも…

ラストも、最高のハッピーエンドでよかったです。
感動をありがとうございます!!
2010-02-02 Tue 19:43 | URL | たけ #-[ 内容変更]
No title
勘違い?
上等だ!
ヒーローは、ここにいる!!
2010-02-20 Sat 05:39 | URL | #-[ 内容変更]
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2010-07-27 Tue 04:59 | | #[ 内容変更]
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